放っておくと、どうなる?
高尿酸血症(痛風)になる
次のような病気が引き起こされます。
- 痛風発作
尿酸の結晶が身体のあちこちに沈着し激しい痛みを生じる

- 尿路結石
尿中のミネラルが溶けにくくなり尿路結石ができる

- 腎障害
尿酸の結晶が腎臓の組織にくっついてきて働きを低下させる

この連載では、健診結果からあなたの体の状態を知り、どのような病気に注意が必要なのか、病気を防ぐためにはどのような生活改善をすれば良いのかをご紹介します。自分の仕事やライフスタイルなどに合わせた食事や身体活動など生活習慣の改善目標を立て、実践していきましょう。
高尿酸血症・主な検査項目
尿酸(UA)
高尿酸血症は、血液中の尿酸が増加している状態です。高尿酸血症は痛風発作の原因となりますが、危険の本質は痛み(痛風発作)よりも腎障害や動脈硬化が進行しやすくなることなどにあります。
次のような病気が引き起こされます。
尿酸の結晶が身体のあちこちに沈着し激しい痛みを生じる

尿中のミネラルが溶けにくくなり尿路結石ができる

尿酸の結晶が腎臓の組織にくっついてきて働きを低下させる

貧血・主な検査項目
血色素量(ヘモグロビン値)
貧血とは、全身へ酸素を運ぶ赤血球や、赤血球の中に含まれるヘモグロビンが減少し、体内が酸欠になる病気です。貧血の中でもとくに多いのが、無理なダイエットや偏食によってヘモグロビンの材料である鉄分が不足して起こる「鉄欠乏性貧血」です。また、胃や大腸の潰瘍やポリープなどによる体内での出血が原因となって貧血が起こるおそれもあります。貧血と判定されたら、その原因を明らかにすることが大切です。
酸素は私たちが生きていくうえでなくてはならないものです。特に脳・心臓・筋肉の3つはほかの臓器に比べて多くの酸素を必要とするため、貧血により酸素が欠乏すると危険信号としてさまざまな症状があらわれます。
お酒(アルコール)は日本の行事や娯楽など生活に浸透していますが、不適切な飲み方をすると健康を害する危険があります。飲酒習慣を振り返り、アルコール・飲酒に関する問題への関心と理解を深めましょう。
厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」より改変して作成
参考資料『飲酒と健康マイルール!』監修:松下幸生/独立行政法人 国立病院機構 久里浜医療センター 院長(東京法規出版刊)